星はすばる

 日本では古来、プレアデス星団を
すばる(昴)と呼んでいます。

他にも地方によって、「六連星(むつらぼし)」や
「羽子板星」などと呼ばれています。

その他日本各地で多くの方言が見つかっています。

「すばる(統ばる)」または「すまる(統まる)」と
いう言葉は元来他動詞「すべる(統べる)」に
対する自動詞形であり、「統一されている」
「一つに集まっている」という意味を持ちます。

玉飾を糸でひとくくりとしたものを『万葉集』で
「須売流玉(すまるのたま)」、
『日本紀竟宴和歌』で「儒波窶玉(すばるのたま)」
などと呼んだのと同様の用法です。

その後、中