再び「花」の意味を問う
遥か昔の物語
サラエボで冬季オリンピックが開かれた時
氷上の花と讃えられたのは
旧東ドイツ出身のカタリーナ・ヴィットだった
彼女はエキシビジョンで、「花は何処に行った」を選曲した
氷上で「武器では無くて、花をください」と
繊細なスケートダンスで、この思いを、全身全霊で表現した
オリンピックは彼女のキャリアにとって、
それを表現する最上のステージだったから
私はこの時、「花は何処に行った」の「花」の意味が、
単なる植物の花では無いことを知った
忌野清志郎の歌う「花は何処に行った」を検索すると、カバ
連載:「花」と言う言葉