男同士の友情に比べて女同士の友情は脆(もろ)くも儚(はかな)いと、編著のジェニー・オフィルとエリッサ・シャッペルは言います。
この本は友情を育んだ無二の親友と思っていたのに、ちょっとした行き違いから疎遠になってしまった女達のの体験談です。
読んでいて感じたのは、それは女だけに限ったことではないのではないか?という、そういうこともあるだろうという、むしろ共感に近いものでした。
もちろん歳を重ねても色あせない友情があることを否定するつもりはありませんが、それが男の専売特許であるというのは少し違う気がするのです。
女性にだって、そういう友情はあるだろ