薬に頼り過ぎない

  === 「薬は毒である」 ===

 「薬は体にとっては異物であり、すなわち毒である」。こう訴えるのは脳の若返りと認知症治療の専門医・白澤卓二医師。

 その理由は医薬品には副作用があるから。副作用には、ごく軽いものから重篤なものまで深刻度はさまざまだそう。

  === 薬出さないからいい医者じゃない? ===

 知人から聞いた話だが、ある高齢な女性が医院に行った後「あの先生は薬出してくれないから、いい医者じゃないんだ」。

 これは本末転倒で、薬を処方すべき以外には必要のない薬を出さないのはいい医者だ。逆にやたらと薬を勧める医者も。

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