一日暮らし 2-27-22 梅のたより

次から次へと大陸から冷気が日本列島を覆い、一向に春の兆しはないが、昼ごろには暖かい日が多くなった。

新聞を取りに行くと、家から出たとたん、リスと小鳥が何処からともなくエサ台の近くで待っている。隣に生えている白樺の樹の枝で様子をうかがっているのだろう。

もう梅の花の便りも耳にする季節になっているが、温度がマイナスに転じれば庭には結晶の花が咲く。

春がまじかに迫っているせいか梅に便りを耳にします。「紅梅、白梅」は「光の春」のようにあたり一面に香りをまき散らしているのだろう。


「愛する人に」(井上靖)

 さくらの花のように、
 万朶を飾らなくてもい