春を待つ松島の夜明けと金華山

やっと氷点下の朝が過ぎ去り、コロナも3回目予防接種を終えた今日この頃、春の陽光が柔らかく海を照らしている。
綺麗というより、霊場の雰囲気を醸し出している松島の海である。ここを「西行戻しの松」という。
さかしらな古人が、西行が松島で和歌を遺していないことから、この場所を西行帰りと呼んだという。
さもありなん・・・・金華山が松島・西行戻しの松から見えることを知らない人が多い。
松島五大堂の海上からも金華山が見えることから、平泉初代藤原氏以前から松島は霊地として不動明王【京都・東寺、醍醐寺に次ぐ日本で3番目に古い欅木像】が鎮座している。
源義時の父・頼家が五大