山元春挙と画塾と蘆花浅水荘

明治の京都画壇で活躍した山元春挙、そして彼が故郷である膳所にて主催した画塾「早苗会」の塾生達の作品、

お恥ずかしい事に今回彼の作品に初めて出会いました。

風景画を原点とし又文人として、狂歌や膳所焼を復興させた岩崎健三の作品に絵付けをしたり、竹細工作家の清水風外を後援し彼の作品を集めたり、山の絵を描くには見る事も必要とばかりに、山登り部を塾生から募り実際に山に登ったりしておられました。

彼の風景画は、山水画のようなタッチやぼかしで奥深く見せるのではなく、日本の山や情景を気持ちのままに美しく描いている。
私の好きなタイプの画風であり、特定の景勝地を描い