西島秀俊

漫画家のかわぐちかいじ氏の「空母いぶき」の実写映画をプライムビデオで観た。ウクライナ問題の中で観るとなかなか興味深い。公開時は酷評が目立ったが、酷評の大部分が軍事オタク的作者ファンの原作改変に対する。お宅的クレームだと感じるものであった。
私的にはよくできた映画だと感じた。機密であるはずの軍事作戦が、あえて発信されることにより、国際世論を動かしたり。国連の平和維持の必要性。日本の政治家、官僚のあるべき姿。「平和を願うことだけでは、もはや平和を達成できないという国際情勢」というテーマ。軍事行動のリアリティ・・・及第点で有り、ウクライナ情勢下での日本のあり方