まだ有った昭和遺産の木賃宿の存在;三ノ輪橋

焼け残ったからこそ、幸運だったからこその今の不運にも見える荒川区の昭和遺産です。

川の河口付近で、江戸時時代からの有名な処刑場が有った場所ですが、名前だけが残り、その悲しみも風化の一途です。


南千住に有った、小塚原刑場の悲惨さは相当なもので、20万人以上の血が流されたとのことで、日比谷線の工事の時には多くの遺骨が出て来たようです。

罪人では有る様ですが、腑分けや試し切り、更には放置で野犬の餌食の地獄絵図だったと記されてもいます。


埋葬と供養の為に隣りに建てられた本所回向院の住職が見兼ねての常行堂が、現代の南千住回向院です。

今でも、こころが