昭和の思い出

昭和生まれの私は、人生の大半を昭和時代で過ごした。
だから、昭和の思い出はたくさんあって、書き出すと自分史になってしまう。
中学のとき父親が亡くなって、そこが人生の大きな転換期となった。
成長期は戦中で旧来の教育を受け、敗戦と同時に全く新しい世界が始まった。
しかし、軍隊的な日常でありながら、英語も学んでいたので、割とすんなり新時代に対応できた。
今、地球の反対側では、何十年も前と同じように戦争が行われている。
それによって、戦時中の空襲、爆撃の記憶がよみがえってくる。
最初の空襲は、爆撃が終わって逃げ去るところで被害はなかったが、高射砲の破片が家の前に