刃物研ぎ

小雨の一日なので、ナイフを研ぎました。

写真上はプロ作家の吉川英二さん作のスキナーナイフです。
鹿や猪の皮剥ぎに使用します。
使用を考えた形状をしています。

大型のナイフは四国の黒鳥製です。
刀鍛冶の系統を継ぐ工房で、質の良いナイフを作ります。
ハンドルも一体に制作され、実用第一のナイフです。
そしてハンドルには鮫皮を巻きました。その上から黒漆を塗っています。

50丁ほど蒐集していましたが、今は15丁ぐらいになっています。
蝦夷鹿1頭を解体すると、最低3丁のナイフは必要です。
脂が刃に付くと、湯に漬けて溶かしますが、その間は別のナイフを使用します。