雨あとの日を散りばめて揚雲雀 黒滝志麻子
トースターの止まりて雲雀高きかな 柿沼盟子
揚雲雀風に押されてずれにけり 高倉和子
校章は雲雀ときまり新設校 名取富子
真っ直ぐに揚がる雲雀の麦畑 アロマ
だかれきし犬雲雀野をかけまはる 朝妻力
雲雀落つ天王山を真逆さま 金森教子
揚ひばり一禽のみの空の青 佐々木幸
雲雀鳴き近江の空の広さかな 高垣和恵
阿蘇谷へ風落ちゆくや夕雲雀 村上絢子
鳴き声で計れぬ高さ揚雲雀 山下美典
ファミレスの「スカイラーク」で食事する