「何人も不利益となる供述を強要されない」世界へ

 女こどもにも戦場で、国家の「義勇」の犠牲を負わせた「教育勅語」の精神からは、
軍人にとっても、捕虜に対する人道配慮など生まれようが無い。

「ジュネーブ条約」は、武運尽き降参した捕虜の命を無駄にさせる事を軍人に禁じた。
戦いの際中にも、
人道上のルールを重んじるのが軍人のルールとは?
捕虜の命にまで言及するのは、日常の殺人を禁じるルールと何ら違わらない意味ではないだろうか。

また、捕虜は名前を偽称してはならない。
死と隣り合わせの戦場は、死体を母国に送還する余裕など無い。
敵地で埋葬され捕虜が偽名のままでは、身内には永久に通知できない。
本人がそれを