大阪城の紋

大阪城には、戊辰戦争で戦災を免れた櫓の紋と昭和6年に市民の寄付によって昭和天皇の着任祝いで復興された天守閣とで異なる2種類の紋がある。
前者は、徳川家康が天下統一後に秀吉の大阪城を建て替えたものであり、後者は第四師団の建物を建てるために市民の寄付金を利用したと言える。

前者の紋は徳川家の家紋の三つ葉葵であり、秀吉の家紋は桐紋(五七の桐)である。

4月19日に撮影した、千貫櫓と天守閣の紋の写真は次の通りである。

徳川家の子孫が眺めると苦情が出るかもしれないし、天守閣に忠実に三つ葉葵を使用すると寄付金を拠出した大阪市民から苦情が出ると思われる。さらに、