薬草の故郷「大宇陀」を歩く!

5月4日は素晴らしい好天に恵まれたので、奈良市の南東へ電車で約1時間半の山間部の古い歴史のある山里の宇陀市大宇陀地区を家族と共に訪ねました。

大宇陀は、古代には「阿騎野」と呼ばれ、宮廷の薬草供給を担っていた土地だったようで、日本書紀には推古19年(西暦611年)の5月に薬を集めた記録があるそうです。
時代はずっと下って江戸時代の享保14年(1729年)には森野賽郭翁によって薬園が開かれました。以後、250年経った現在も「森野旧薬園」として継承されています。
裏山の急坂を登ると山の中に種々多様な薬草が今も栽培されていて、時折聞こえる鶯の声と共に気持ちが安