眠ったふりして待っています

よつ葉乳業裏の緩い坂道をウォークしながら上がっていくと、アスファルトで舗装された歩道上には沢山の「輪」がある。

大きなものから小さいものまで不規則に散らばっているのは、道路横の草むらから這い出て来たミミズが方向を見失い、半分干物になっているのだ。

それを踏み潰すのが気持ち悪くて避けながら歩くのは大変だ。

時々ヒクヒク動いている黄色いトゲトゲは毛虫だ。
蛾かも知れないが蝶々の幼虫だろう、きっと。

蜘蛛はダメだが毛虫は何とか掴めるので、昨日は2匹、今日は3匹優しく持ち上げて草の中へ戻してあげた。

多分、毛虫さんは心の中で(ありがとう)と云っているだ