経済企画庁の再編で機能喪失、

01年の省庁再編で、経済企画庁が政権中枢とより近い内閣府に衣替えしたことで、白書は政権の重要政策をひたすら美化する内容に変質してしまった。時々の経済の論点を提示する役割を放棄すれば、世間から顧みられなくなるのは当然である。

朝日の指摘があった。 最早戦後ではない、バブルであろう、
なんてのは白書の一節、今やGDP成長の低迷を糾す文言はな
い。 批判を許さない、忖度政治は破綻する、敗戦を回避で
きない。

前向きな分析、対処方針の提示こそ共和制政治の命、忖度政
治で失せてしまっている。

うっとおしい朝日だが、これは中たっている。

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