今日は、父を思いながら過ごします

私の書くものには、母に比べて父の登場場面がとても少ない
「あっち」で、ひとり拗ねてると困るので、今日は父のことを書いてみようと思う

父は、戦後警察官になり、定年まで刑事を務めた

地元では鬼刑事の異名もあった父
結婚前、母とデートしていると、あっちこっちで、地元の「何とか組」の人達がペコペコ頭を下げて挨拶しに来る
その光景が、無性に怖かったと苦笑しながら母が言っていた

刑事とその筋の人は、同じ目つきをしていると、よく言われる
そんな風貌ゆえか、子どもの頃から父は近寄りがたい存在だった
言いたいことがあっても直接言えず、いつも母を経由する
「何故、直接