40 安倍の死亡事件と民主主義、 戦後政治と安倍の評価は別

政治家を襲撃し、その言論を封じることで、政治の動向を左右しようとするのは、戦前の日本の軍国主義化の動向を考えれば、許されることではない。
血盟団事件、5・15事件、2・26事件、戦後も、岸信介への傷害、浅沼稲次郎の刺殺などの事件が起きている。政治的に対立する者を、刺殺することでその言論を封じることは、民主主義の否定であり、安倍の思想信条の如何にかかわらず、山上という犯人の行動は指弾されるべきである。まして、自分の家の破産が、母親の入信と過剰な寄付によるもので、統一教会の役員を襲撃しようとしていて、その機会が見いだせず、宗教団体と関係の深い安倍晋三を標的に