烏賊そうめん照り輝いて柔し



 《 朝七時ごろ食事する

 野菜入れに保冷していた サラダ巻きメンチカツ

 小さなトマト ミニあんパン一つ 

 冷たいお茶 残りのご飯でお握りを作る 》


 四温の日さうめん囃子の烏賊たまふ 角川源義

 墨烏賊の墨にまみるる余寒かな  鈴木真砂女 夕螢

 夏まけの必死に噛みて烏賊・干鱈  能村登四郎

 烏賊のぶつ切り煮付けて春菊と  アロマ

 干烏賊に島の日照雨のいくたびも  清崎敏郎

 干烏賊に浜木綿盛り過ぎにけり  清崎敏郎

 塩つよき能登の秋烏賊歯ごたえす  細見綾子

 引く網に玉と砕けて火の小烏賊  上田五千石『天路』補