いなべ市であったセミナー帰り桑名で電車を降りようとした。
「 ・・・ おとうさん?お茶忘れてますよ!」
そうそうペットボトルのお茶を背中に挟んで乗った。
降りがけに何かに気を取られたのだろうすっかり忘れた。
高校生くらいの女子だったがクラブのシャツを着ている。
いきなりおとうさん!と言われて戸惑ったがそれはそうだ。
どこから見ても老人だろうしお父さんはお世辞だったかも。
まあ半ズボンに真っ白のTシャツで若作りはしてたつもり。
それにしても背中に挟んだペットを忘れるのも情けない。
その内に「ここはどこ?ワタシは誰?」などと言うだろうか。
しかし田舎は