奈良町の身代わり猿

奈良町には庚申さんの身代わり猿のお守りが、多くの家の軒先にぶら下がっている。これは、魔除けをを意味し、家の中に災難が入ってこないようにするためである。

中国の道教の教えを説く庚申信仰は江戸時代に民間信仰として庶民に広まったという。

土産物屋に、この身代わり猿を売っている店を見つけた。

現代では、せいぜい正月のお飾り、お守りにその面影を残している。

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