都道府県別遺伝的集団構造

東京大学大学院生物学研究生の2020年10月の研究発表で、日本人約11,000人のゲノム解析を都道府県別にグループ分けしたものがWEBにあった。

これは、縄文人と渡来人の混血がもたらした本土日本人内の遺伝的異質性を探ったものである。

先ず北京の漢民族と、11,000人の常染色体上の138,688か所のSNP遺伝子型データから各個体の主成分得点を求めてプロットした。

結果は、本土人の大きなクラスター(データのまとまり)と、そこから離れて左にやや遠く北京人のクラスターと右にやや近く沖縄人のクラスターができ、3者はそれぞれ別のグループに属する