北へ

先日、秋の風に誘われて北の大地に降り立った。
北海道一の名峰・旭岳は、鼻息荒く噴煙を吹きだしながらもあたたかく迎えてくれた。
チングルマは既に紅葉しており、コケモモはこぼれるような紅い実をつけていた。

層雲峡への道は、白樺の道だった。
その昔、石狩川で侵食されて断崖絶壁となった層雲峡。
数ある滝の中でも、一段と優雅に流れ落ちるのは、銀河の滝である。
銀河・・・すなわち天の川のような、宇宙に流れる雄大な流れに乗って、夢は天空を駆け巡る。
(ココントコ意味不明だけど、統一教会の天宙平和連合とは関係ありません。タダ、夢見る老人のタワゴトです)