道東(東北海道)に秋なんか無い。
数日、夏を感じたと思ったら秋は素通りして冬へと急降下。
トンボや蝶々蟻までもがほぼ姿を消した。
紅葉を愛でる余裕もなく、空気はどんどん冷えてスーパーの店頭から素麺は消え、代わりに鍋物が勢揃い。
我慢強い人は半袖姿を誇示しているが、暖房のスイッチを入れたい程の気温だ。
灯油が値上がりして年金生活者は細々と耐えて生きる。
そう言えば就職した年、寒くなると就職先から「石炭手当」なるものが出ていたのを思いだした。
そんな手当があることも知らず、急に渡された封筒に入った数万円にとまどった。