奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の声きく時ぞ 秋は悲しき

 台風ばかりの9月も明日で終わります。

 秋も深まって来ましたね。


 日記の、タイトルの歌は 百人一首の

 猿丸太夫(5番) 『古今集』の作品です。

 秋は物悲しいメランコリーの季節です。

 冬へ向かって暮れゆく時期ですので、寒さが

 心にも微妙な変化を与えるのかもしれません。

 とにかく、遠距離恋愛や単身赴任などで恋しい

 人と離ればなれ になっている人には、秋の山で

 連れを想って鳴くこの鹿の気持ちが

 よくわかるのではないでしょうか?
  

 ■□■ 現代語訳 ■□■