キンモクセイ

今朝いつもの散歩コースを歩いていると、だいだい色の小さな花びらをいっぱい散りばめたキンモクセイの木に目を奪われた。そのすぐ近くに寄っても、思ったほど強い匂いは感じなかった。ただ、地面には、もうすでにかなりの花びらが落ちていた。

時折乾いたそよ風が、南から吹いて来るのが感じられた。そのおかげで、この時期にしてはかなり高く感じられる気温の割には、夏のような不快な暑さではなかった。

キンモクセイの匂いに癒やされるのも、あと数日だろうか。昔は、キンモクセイの匂いが漂い始めたときは、もっと気温が下がって、秋の気配が進んでいた記憶である。

散歩に出