講師生活奮戦記 VOL16 (1985年)

K高校3学年合同の秋の遠足へ。
とんでもない人数だ。
1500人くらいかな。

ちらほら紅葉が始まっている
のどかな山道のハイキング。
長い長い生徒の列。
教員は適当な間隔で生徒達の間を
歩いて引率する。
俺は一番後ろの方で
自分が保健の授業を受け持っている
クラスの生徒らと歩く。


保健の授業の時は今日教える内容を
50分という限られた枠の中で
上手く進行具合を調節しながら
教科書を読んだり、黒板に要点を
書いたり、たまに生徒に質問したり、
雰囲気が固くなり過ぎないように
テキトーに冗談やムダ話をしたりで