有名人の言葉 その245 遠藤周作

「魅力あるもの、キレイな花に心を惹かれるのは、誰でもできる。だけど、色あせたものを捨てないのは努力がいる。色のあせるとき、本当の愛情が生まれる」(遠藤周作)

 うーん、これはわかるようで、ちょっとわからないなー。キレイで魅力あるものに心を惹かれる。これ、すなわちほんとうの純粋な愛情なんだろうと思う。誰でもできるんだろうけれどね。色褪せたものを捨てないのは、世のしがらみや責任感などが重なり合って、捨てるに捨てられないのだ。これがほんとうの愛情と言えるだろうか。ちょっと違うような気がする。もちろん、中にはほんとうの愛情をもって捨てない人もいるのだろうけ