「バカと無知」この世は難しい。

 「バカと無知」 橘玲 著 を読みました。
新書ですが、非常に内容が濃い。

PART1 正義は最大の娯楽である。
一つのアイロニーのような人間の思考。

悪いニュースに強く反応する人間の方が、危険からすぐに逃げるから、生存確率が高い。
従って、悲観的な人間の方が生き残りやすく、世の中には悲観的な人間が増えている。
共同体では、被害の記憶は重要。加害の記憶には何の価値も無い。
従って、人間は被害を過大評価し、加害は過小評価する。

バカは自分がバカであることに気づかない。
バカは、自分を過大評価する。
能力の高い成績上位者は、周