(たまには)良い仕事をするNHK「無実の逮捕なぜ~狙われた中小企業 300日の記録~」

 クローズアップ現代が良い仕事をしている。先日は統一教会信者2世の「養子縁組問題」をスクープしていた。今回は、スクープという事では無いが、所謂「人質司法」の典型例である「大川原加工機の『不正輸出』えん罪事件」である。

 この事件は、ジャーナリストの青木理さんも追っていた問題で、何より逮捕された三人の「容疑者」の一人が、癌が悪化しても保釈が許されずに死亡するという悲劇を招いている事件だ。民主的刑事司法の原則は「推定無罪」で有る事が何よりも大切で有る事を考えさせられる。NHKもたまには良い番組を放送する。BS1で11月17日(木)午後5:30 に再放送