連載:ポタリング

骨つぼサイクリング

ついに電アシ自転車で持ち帰った。
コロナコロナで、混雑する電車にのるのが怖くて、オヤジの骨つぼを受け取りにゆくのが伸びにのびて2年。
今年こそと年あらたまる前に実行できたのは、わたしにはまさに「やった!」と声あげるほどのビッグイベント。
つまらん教師あいてにつまらん暗記べんきょうした4年後の卒業より、その達成感は山より高い。

そう。
山かと見まちがうほどの丘陵地の先にある国営森林公園のそばの霊園に骨つぼが安置されていた。
それを2年前から自宅のほうに移そうともくろんでいたが、車はとうにやめていたので、都会まわりの電車ではコロナからホトケも