「あの、、おじさん、ちょっといいですか」
「、、、???」
「私、実は今夜泊まるところがないんです。お金もありません、、、。」
この11月に帰国していた時のこと。まだ、夜というには早すぎた。夕暮れ時。
京都は祇園の近く、建仁寺に行く道。私とすれ違った彼女、すぐさま引き返し、私にこういったのである。
年の頃は、30代半ばか。美人でも不美人でもない。
私、「このお寺に行って、相談したらどうですか。」と言って、追い払った。
また、これも、このころの京都での話。まだ、陽は高い。
私、四条河原町、高島屋の前にあった冷