窓に雪吹きつつ啜る朝の粥



 【 朝はお茶漬け  シュガーツイストをトースターで焙る

 刻み高菜の醤油漬けが美味しい  梅干と 】


 青きもの青く茹であげ年用意  長谷川千枝子

 振込みの順番待ちも年用意  品川鈴子

 柚子狩の里山すでに春支度  松元末則

 提灯の点る参道年用意  浦川哲子

 これ以上手抜きの効かず年用意  村上沙央

 雪晴れの夜につづきし星青し 久保東海司

 この辺に珍しき雪すぐ解けし 稲畑汀子

 山肌を襷のごとく雪の道 本池美佐子

 目ざめれば雪の世界のプレゼント 水谷直子

 松の