映画「とべない風船」を見て来たが観客が少ない。
隣の部屋は満席なのにこちらは数名しか居ない。
話題性はあったと思うが主演に気を遣ったのだろう。
豪雨災害で妻と幼い子を亡くした男が後悔に苛まれる。
生きることさえ難しい状況に追い込まれてしまう。

それを救ってくれたのは幼い近所の娘だった。
黄色いハンカチでは無く黄色い風船に祈りを込めた。
毎日風船を頼りに帰ってくれると信じて生きて来た男。
その男が生きる希望を見付けて風船を飛ばすのがラスト。
娘が一緒に紐を放つところが感動のシーンになった。

それまで一切口を開かずぶっきらぼうに返