押入れから昔懐かしい「お櫃」を取り出しました。

  私の東京・上野の大学時代の親友がいるのですが、とても変った男で、大学で建築学を修め大学院まで進みました。学部時代でも私など彼の足元にも及ばない程の成績優秀でした。

 大手の建築設計事務所に就職、大活躍していたのですが、何を思ったのか50歳の時、設計事務所を退職し、滋賀県の生家を継いで農民に。

 彼からは今でも秋になると必ず「近江米」が贈られてきます。

 私はパン食党で米飯は2合も炊くと一月有るほどです。

 彼の事を思い出し、物置から「お櫃」を取り出して、綺麗に拭き掃除をしました。

 「お櫃」には江戸おひつ、名古屋おひつ、