NHKで放送されている『大奥』
その大奥では、男女逆転の世が生まれるきっかけとなったのは、「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」と呼ばれる、男性のみに感染する病気である。
では実際の江戸ではどうだったのだろうか⁉️
↓
実際の江戸時代では、「疱瘡」とも呼ばれる、天然痘が猛威をふるった。将軍といえどもその魔手から逃れることは難しく、家光も26歳の時、罹患した。死線をさまよったものの回復している。
どのように「疱瘡」を乗り越えたのだろうか。
疱瘡は、高熱を発した後、水疱が顔から始まって全身に広がる伝染病である。
水疱は血疱(け
連載:= 身体のお話 ③ =