人生が輝いて見える

 2月19日(日)の朝日新聞「折々のことば」(鷲田清一)欄に、共感しましたた。記事を引用します。

・人間を社会的にするのは彼の弱さだ。(ルソー)
 足りないものが何もない人は、他の人との関わりを必要としないから、他の誰かを「愛する」ことを知らない。だから、本当の幸福がどんなものであるかを知らないと、18世紀の思想家ルソーが言っている。悲しみという「みじめさ」の中で、人は他者を求めるのだと、彼は言う。
 単なる「必要」は「利害」で人を結びつけるが、「みじめさ」は、同情でも羨望でもなく、「愛情」によって人を結びつけると、ルソーは著書「エミール」の中