佐伯祐三展と講演会について

現在、東京ステーションギャラリー(写真左)で佐伯祐三展が開催されている。

予約した19日の講演会(読売新聞本社3階ホール、60名限定)に参加したので、概要を報告したい。

講師は大坂中之島美術館学芸員で本展企画者の高柳有紀子氏。
大坂中之島美術館は山本發次郎氏の遺族から寄贈された佐伯祐三コレクションをきっかけとして昨年2月に開館。

佐伯祐三(1898-1928)は大坂、東京、パリの3都市で独自の様式による風景画を描き、30歳で夭逝した天才画家。

高柳氏は「風景に佐伯そのものの自画像が立ち現れている」(山田新一「素顔の佐伯祐三」より