もう一つの丸1年(1851)

 たった今、ロシアのウクライナ侵攻、侵略から丸1年の思いを、日記に記したばかりである。
 だが、wakohにとっては、この1年には、忘れ難い想いもある。

 ちょうど、まる1年前、wakohはケアマネージャーT.K.さんの来訪を受けていた。「要支援1」の人間としてだった。
 2022年2月22日午後2時22分になった。そのことにwakohが気付いただけではなかった。Tさんも気付かれていた。
 wakohが「カメラを」と言うと、Tさんも持っておられた。その時刻を記念のためにと、掛け時計を写そうとした。
 すると、あろうことか、突然カメラが動かな