大河ドラマ「どうする家康」に出てきた望月千代女(ちよめ)

 一向宗を率いていた空誓(市川右團次)に付いていた女性に目立つ人(古川琴音)がいたが、5日の放送の最後で武田信玄(阿部寛)のもとに現れ、「望月千代」と呼ばれ、武田忍軍の棟梁」であることがわかった。

 歩き巫女・千代女は実在の人物で、武田信玄が川中島の戦いで死んだ甥・望月盛時の後妻・千代女を甲斐信濃二国の巫女頭に任じ、旧縁を頼って祢津村に移住した千代女が両国の巫女を支配したことが村の由来と書かれているという。信濃巫女宰領の家筋である篠原家には、信玄が1569年に千代女房に与えた朱印状も伝わっているという。

 千代女は武田家で女忍だけではなく、男