北帰行の始まりですが、春までにはまだ2~3度はベタ雪にみまわれるだろうか?覚悟はできていますが......。
「雁風呂」!あまり聞きなれない言葉です。青森県の津軽地方に伝わる伝説です。
秋に渡ってくる雁たちは、海上で翼を休めるために木片をくわえてくる。
その木片を、青森の外ヶ浜のあたりに落とし、翌春、またそれをくわえて北に帰る。
浜辺の人達は流木を拾い集め旅人たちに風呂を焚きふるまう。これを「雁風呂」という。
厳寒を耐え抜いた村人たちは、北に帰る雁の鳴き声を聞きながら、枝を拾ったに違いない。
不運にも北へ帰ることが出来