串本の絶景。そして、何故かケマル・パシャ?

 本州最南端は潮岬ですが、その岬の付け根に位置するのが串本町。そして串本市街地を新宮方面に海岸線を少し行くと、「橋杭岩」と呼ばれる奇岩が有ります。硬い泥岩層に、比較的柔らかい火成岩が入り込み、その後、海の侵食によって硬い層だけが残ったのですが、これが紀伊大島(潮岬の隣にある島)に向かって延びるさまは中々の迫力です。
 一方、その紀伊大島には明治期に、トルコ船が難破し、多くの乗組員が亡くなったり・・・、また助けられたりした海難事故を記念した施設が有ります。時代はオスマン帝国末期なのですが、その友好は共和国にも引き継がれ、最近、トルコ共和国建国の父、ケマル