小学校の高学年になった時、「雑草のように逞しい人になれ」と先生からよく言われた。
(「雑草という草はない。みな名前がある」と昭和天皇が言われたと知ったのは、成人してからだけど。)
そんな事を思い出しながら、草取りをしている。
雨が降るとグングンと大きくなる。
抜いても抜いても生えてくる。
種が飛ぶ前に抜かないと、一粒万倍に増えるらしい。
農家さんの畑を見ると、畝はまるでお肌のようにツルツルしていて、草の芽ひとつない。いつも感心している。
そして、出てきた花は一本でも大事にしている。
芽が花かそうでないかは判るのだろう。