連載:美人画シリーズ

藤の花に舞う美女

蒼秋的徒然草

藤の花言葉は 優しさ、歓迎、忠実と肯定的な
モノですが、ややもすれば、少し怖い意味にもなる
ような花言葉があります。
それは 恋に酔う・・だそうです。

その由来は 源氏物語の光源氏が恋した女性の
藤壺の宮、紫の上の藤と紫にちなんでだとか。
かなり情念を思わせるニュアンスなんですね。

でも単に「恋に酔う」だけなら、むしろロマンチック
じゃないでしょうかね。

恋多き女性チックな意味合いを込めたイラストを
描いてみました。

薄紫色の藤の花びらが 棚から ひらひらと
こぼれ落ちています。
その花びらの