未来予想図

普段あまり人通りの無い、団地内の我が家の前を黙々と歩く人影。
ウォーキングしている何処かの爺ちゃんだろうかと思ったが、背にはパンパンに膨れた重そうなリュック。

そして、その2メートル程後ろには両肩に買物袋を担いだ婆ちゃんが続いているのが見えた。

ウォーキングではなく、買物帰りのようだ。

400メートル余離れたところにあるバス停で降り、荷物の重さに耐えて黙々と歩いているのだろう。

数年後に免許証を返納した時の自分の姿が重なった。

あれはねぇ・・・・・大変だよ。

汗を流してやっと帰宅してからは荷物の整理が待っている。