「誰もいなくなった老境の悲しみ、そして山林の友人たちの思い出」

老境の悲しみは親兄弟、親戚、恩人、友人が一人、また一人と旅立って行くことです。87歳になってある日気が付いたら私の周りに誰もいなっくなっていました。

親兄弟や恩人、仕事仲間など我が人生を大きく支えてくれた人々との惜別は悲しみも深く、そして感謝の気持ちが豊かに湧いてきます。

中学校からの親友だった村木良彦君も亡くなって10年以上たちました。テレビ界で活躍したデレクターでした。

高校時代の友人も次々と亡くなりました。そして大学時代の友人もです。

茫々60年前の1958年に、我々は東北大学工学部金属工学科を卒業しました。

2018