未だ政治が熱い国だから出来る「クイーン・メーカー」

 あらすじは、動画を見てもらえば分る。市政を牛耳ろうとする財閥と市民派弁護士+財閥の元「手下」連合。荒唐無稽と言えばそう見えるかも知れないが・・・、例えば2002年の大統領選挙などは「ノムヒョヌル・サランハヌン・モイム」(ノサモ)と言われるネットを駆使した若者達の運動がノ・ムヒョン大統領誕生に大きな力を与えた。時に、日本でもそういった草の根の選挙が思いも寄らない結果を生むことがあるが、このドラマでは、そういった勢力と既存の政党、そして政党を操ろうとする財閥が絡んでくるので面白い。実際、17代の大統領となるイ・ミョンバクは、現代建設社長から国会議員・ソウル