「記憶の絵」森 茉莉 のエッセイを読んで

森鴎外の2番目の妻「志げ」との間に生まれた長女です。

鴎外が茉莉を溺愛していたことは世間でも広く知られていたそうです。

妻の志げさんは、美人で評判でしたが、つんとしたところがある人だったそうです。

茉莉が16歳で結婚するまで、鴎外の膝に乗っていたことが
書かれています。

6歳下に妹がいるのですが、茉莉さんは、身の回りのことはすべて,ばあやに手伝ってもらっていたので、服の袖やコートの袖を自分で通すこともできなくて、靴の紐も、いつも誰かが結んでやっていたのでした。

小学生の4年ころに裁縫の時間では、針にいとも通せなく、ましては