サクランボ「やまがた紅王」本格デビュー

 山形県が開発したサクランボの新品種「やまがた紅王」。今年から本格的に販売され、寒河江市で収穫が始まっている。

  === 実の直径3センチ、500円硬貨と同等 ===

 実の大きさが直径3センチ前後と、500円硬貨ほどの大きさがある国内最大級。糖度20度以上と甘く酸味が少ないのが特長。

  === 甘くて硬めの果肉 ===

 やまがた紅王は県が1997年から開発を続けた高級品種で、大きさに加え「佐藤錦」並みの糖度と、硬めの果肉で日持ちする。

 栽培農家によると、3月末から4月にかけて一部で霜の影響を受けたものの実の数は十分